【投資初心者】ドル建て債券とは?
はじめに
ドル建て債券が分からなかったので、調べてまとめてみました。
ドル建て債券とは?
債券の購買や利払い時にどの通貨で利用されるかによって、債券の名前は変化します。
例えば、購買や利払い時に"円"を利用する債券の場合、その債券は"円建て債券"と呼ばれます。
つまりドル建て債券とは、"購買や利払い時にドルを利用する債券"ということです。
余談ですが、債権で使われる通貨が外国の場合、"外貨建て債券"と呼ばれます。
日本から見てドルは外貨なので、ドル建て債券は外貨建て債券とも言えます。
外貨建て債券を買う理由
では、わざわざ外貨建て債券を買うのはなぜなのでしょうか?
それは、次のようなメリットがあるからです。
分散投資ができる
「卵をひとつのカゴに入れるな」という格言があるように、投資をする上で最も大事な概念の一つに "分散投資" があります。
外貨建て債券を購入することは、投資先を海外に分散することになるので、分散投資がしやすいです。
また、利払いや売却時の為替も外貨で受け取ることができるので、保有通貨の分散にもつながります。
高金利な発行主体への投資ができる
外貨建て債券を投資先に含めると、より高金利な発行主体への投資が可能になる場合があります。
例えば、日本の場合、国内だと低金利な債券が多いですが、外国だと国内に比べて金利が高い債券がたくさんあります。
色々な要素があるので、金利だけで安易に比べることは難しいですが、金利が高いというのは投資先を決定する理由の一つに十分なりえると思います。
2019 年のデータですが、以下を見ると日本の債券の金利がいかに安いかわかると思います。
引用元: https://www.smd-am.co.jp/market/daily/marketreport/2019/12/news191226gl/
外貨建て債券の為替リスク
いいことづくめの外貨建て債券に見えますが、実は一つだけ気を付けることがあります。
それは、"為替リスク" です。外貨を使用する以上、為替リスクは常に付きまといます。
円安の場合は為替差益となり、円高の場合は為替差損となってしまうので気をつけましょう。
終わりに
ドル建て債券というワードから始まり、外貨建て債券についても説明しました。
最近はポイ株にはまっているのですが、外貨建て債券も分散投資狙いで購入してみようと思いました!